気象災害の原因となる台風・豪雨・暴風など異常気象現象の構造とその発生・発達機構を解明するため,衛星データや気象データの解析・数値モデリングなどの手法を用いた研究を進めています。 また,異常気象の背景となる領域スケールの大気環境変動やアジアモンスーンの変動の研究,将来気候での異常気象発現特性の研究も進めています。最近の研究課題を以下に示します。
- 台風の発生,発達,温帯低気圧化の機構とこれに伴う災害の研究
- 豪雨,竜巻,突風などの積乱雲に伴うメソ異常気象とこれによる災害の研究
- 大気境界層過程と,大気陸面および大気海洋相互作用の研究
- 大気,海洋/波浪,地表,都市キャノピー等のモデルを統合した異常気象予測モデルの開発
- 領域スケールでの暴風雨現象の環境場やアジアモンスーン変動の解析
- 将来の温暖気候条件での暴風雨現象の解析とモデリング
お知らせ
- 2021.6.12
京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻入試説明会が、開催されます。本研究室の研究室紹介のスライドはここです。また、大学院入学希望の方向けに研究室訪問を随時受付けていますので、教員にコンタクトを取ってください。